お客様の声・体験談
実際にビジネスインターンシップを体験されたお客様の声を掲載いたします。
アメリカの何処で、どのような仕事をしたのか。実際にビジネスインターンシップを体験して何を思ったのか。先輩方の体験談をぜひ参考にしてください。
アメリカのNPO団体でインターンシップ
- 1.自己紹介をお願いします。
- 私は、東北学院大学教養部言語文化学科2年の宍戸健太です。東北学院大学の泉キャンパスに通学しています。
- 2.どうしてアメリカでのインターンシップに参加することにしたのですか。
- やる気の無い毎日を何となく、そして中途半端に過ごしていたので、アメリカでのインターンシップをきっかけにして自分を変えてみたいと思いました。後は、興味本位でした。
- 3.どのようなインターンシップをされたのですか。
- 私が参加したのは、APLA(Aids Project Los Angeles)という、主にエイズ患者をサポートするNPO団体です。1週間に2回は、フードバンクという場所に行き、患者の方々に食べ物を与える仕事に従事しました。残りの3日間は、APLAのオフィスでのレセプションやデータ整理、そして、患者の方々とのコミュニケーションを行いました。
- 4.インターンシップをして良かったと思うことは、何でしょうか。
- エイズについて深く学べたことです。日本に居れば全く気づかなかった、学べなかったことを体験することができました。それによって、改めて性について考えるようになり、以前の自分との価値観が変わりました。それと、僅か1ヶ月間で全く出来なかった英語が聞き取れるようになりましたし、且つ、話せるようになったことです。
- 5.インターンシップを始めるに当たって大変だったことは、何でしたか。
- コミュニケーションを取るには、英語が必要ですので、アメリカに行く前に嫌いな英語を(少しだけ)勉強したことです。
- 6.週末は、どのように過ごされていましたか。
- アメリカ滞在中は、ホームスティをしていましたので、マザーには、いろんな場所に連れて行ってもらいました。例えば、NBA観戦、Cirque du Soleil(シルク・ド・ソレイル)観劇、サンタモニカやハリウッド等です。勿論、自分でLA探検もしました。
- 7.最後に、これからインターンシップでアメリカに行かれる方に一言お願いします。
- まず、第一に怖がらずに挑戦して欲しい、是非、行って欲しいです。私も初めての海外旅行で最初は不安でいっぱいでしたが、現地に到着して過ごして行くうちに人の優しさだったり、日本では感じることのできない沢山の刺激を受けました。最後の方になるともう帰りたくないと思いました。今は、もっと違う国に行きたいという目標ができ、それに向かって進もう頑張っています。このような体験は、今しかできませんので、みなさん、機会があれば、是非、行って欲しいです。
サンフランシスコの大手旅行代理店勤務(現在、正社員)
- 1.自己紹介をお願いします。
- 高校と大学を海外で卒業してから日本に戻り、某大手日系クレジット会社に入社しました。数年後、外資系証券会社に移り債権部門でアシスタント・トレーダーや日本株部門のIR担当などをしていました。その後、アメリカに渡り、サンフランシスコ本社の日系旅行会社でインターンとして始め、そのまま就労ビザのサポートをしてもらい正社員として現在に至っています。
- 2.どうしてアメリカJ-1インターンに参加することにしたのですか。
- 父の仕事の関係で幼稚園と小学校をNYで過ごしました。4年間の大学生活をアメリカで終え、日本での就職が決まってからも自然にアメリカでいずれ働きたいという夢がありました。社会人としてアメリカでどこまで通用するか試してみたいという気持ちが残っていたのが大きな理由です。
- 3.内藤さんが、現在、メインでやられている業務は、どのような内容のものでしょうか。
- 今は、マーケティングや視察旅行の訪問先手配等とホームスティ手配の仕事をしています。そして、日本の本社・支店と、ここ米国の会社との間の立場で頑張っております。
- 4.インターンシップを始めるに当たって、大変だったことは何でしたか。
- まず、アパート探しです。アメリカでは、アパートを借りるのにレンタル歴(前回のアパートのオーナーによる良いテナントであったという証明)が必要とされます。私にはレンタル歴が無かったために銀行口座の残高証明書を代わりに提出しなければなりませんでした。アパートに関連しますが、電話回線、ガスなどの公共関連の接続と設置手続きにも閉口しました。カスタマーサービスへ電話してもたらい回しが多く、待ち時間も長い上に最終的には電話が途中で途切れて埒が明かなかったという記憶があります。それから、インターン時代の最低賃金が安く生活費に困ったことや、お芝居を見た後に夕食を食べることになって9時半だと言うのにどこもかしこも閉店間近で空腹のまま家に帰ったことを今も忘れもしません。
- 5.インターンシップをして良かったと思うことはなんでしょうか。
- インターンシップそのものでは答えにくいのですが、日本側との連絡も多く日本語を使うことが多いので寧ろ日本語が少し上達した気がします。(笑)
- 6.現在、週末等は、どのように過ごされていますか。
- アパートから海岸通りまで歩いて行けるので、天気のいい日は金門橋(ゴールデンゲートブリッジ)までジョギングをします。そして、ヨガスタジオにも通っています。また、ワインが趣味なのでナパやソノマまで日帰りのワイナリー巡り、ワイン・イベントのボランティアとワイン好きの仲間たちとの試飲クラブの開催も始めています。
- 7.サンフランシスコは、どのような街ですか。
- アジア人が多く、冬は雨が多くなります。都会から来た私にとっては、街が小さくてのんびりで驚きました。街全体が狭いので共通の知り合い・知人が案外多くいることをここに住んでいる皆さんは、同意しますね。この街は、都会の要素を持っておきながら自然も手に届く範囲にあるので両方楽しめます。
- 8.最後に、これからインターンシップでアメリカに来られる方に一言お願いします。
- 前述でお給料のことについて触れましたが、それなりの資金を予め準備されることをお勧めします。金銭的な心配をしていたら、折角きた異国の地で楽しめなくて、思いい出に残るような経験に繋がらないのも残念です。そして、また、海外に出たら不思議に日本の良さがよく理解できます。ビジネス面ではアメリカ人はアバウトなところがあるのでひやひやしますが、その一方で日本より融通が効くところがあるので、最後まで予想が付かないところが面白いです。
ロサンゼルスでビジネスインターンシップ
- 1.海外インターンシップに参加しようと思ったきっかけをお聞かせください。
- 学生時代にボストンに語学留学して以来、いつかは海外就職したいなと漠然と考えていました。日本社会ではなく海外生活を経験し、ビジネスで使える英語を身につけることと、スキルアップすることが目標でした。インターンシップだったことも魅力でした。
- 2.インターンシップを開始して1ヶ月が経ちますが、感想をお聞かせください。
- ロサンゼルスに移住して1ヶ月が経ちました。語学留学していたこともあり、アメリカで生活するということに抵抗はありませんでしたが、交通機関利用に慣れるのに1週間ほどかかりました。インターンシップ先の人達は、本当にきさくな人達ばかりで、毎日楽しく会社に通っています。仕事内容は、スーパーバイザーの意向に沿い、全体的な流れを掴むということで、アドミ全般を受け持っています。「日本語を話さない」と決めていましたが、インターンシップ先では、覚えることも沢山あって、現地での生活に慣れていないこともあり、やっぱり異国の地で母国語で話すことが出来ることは大事だなと感じています。休日は、近所のショッピングモールに買い物に行ったり、友達とビーチでバーベキューをしたりして過ごしています。日本のあくせくした生活とは違い、仕事は忙しいですが、ゆっくりした生活を送っています。
- 3.インターンシップ終了後の夢はありますか。
- 海外就職が夢なので、可能であれば海外インターンシップから就労へつなげられればと思っています。臨機応変に対応しながら吸収できるものを貪欲に吸収していき、パフォーマンスを認められて次につなげられるように日々頑張っています。
- 4.これからインターンシップを考えられている方へメッセージをお願いします。
- インターンシップを検討されている方には、「発音」の練習をお勧めします。インターンシップでは、責任のあるポジションを任せられることが多く、正確なコミュミケーションはとっても大事です。インターンシップの内容に関しても、自分がやってみたいと思うポジションでやることが大事だと思います。
ニューヨークの総合保険代理業でインターンシップ
- 1.自己紹介をお願いします。
- 27歳女性です。大学卒業後、日系企業に就職しました。3年間従事しましたが、多忙を極め体調を崩し、医師より休職を薦められたため実家に戻りました。上司から復職を強く求められ、またキャリアや出世を諦めることへの抵抗もあり、復帰するか否か正直かなり迷いましたが、退職することにしました。その後、訓練学校(6ヶ月)に通い、某日系銀行に転職しました。銀行で約1年半従事した後、NYに来ました。
- 2.どうして米国でインターンシップに参加することにしたのですか。
- 実は、当初、ワーホリでオーストラリアのメルボルンに行くつもりでした。ただ、帰国した後の転職が難しくなるのではと不安でなかなか決断できずにいました。採用職の経験があるので少し敏感になっていたのかも知れません。担当のカウンセラーさんと話していく中で、J1ビザの存在を知り興味を持ちました。米国、しかもNYは、当初、最も敬遠していた街だったのに自分でも不思議です。語学学校に通うのではなく社会人として、また有給で行くとなるとその分責任も重大になりますが、その分やりがいや達成感はJ1でないと経験できないと思い参加を決めました。
- 3.今、インターンシップに参加されている企業様は、どういった会社かご説明していただけますか。
- 総合保険代理業です。商業用損害、個人及び企業一般向け生命・健康・自動車・年金及び退職金制度(401K)等を扱っている仲介人です。日本では、まだメジャーな業種ではありませんが、米国では保険に加入する際にブローカー(仲介人)を挟むのが普通です。日本でもこれからはメジャーな業種になると考えています。
- 4.天野さんが、メインでやられている業務はどういったものでしょうか。
- 電話対応、書類チェック及び作成、データ入力等です。入社1ヶ月、実際に実務に就くまでには、まだまだ知識が足りません。合間を見て勉強もしていますが、日本の保険とは全く異なるため、実際に自分でやってみないと意味が分からないというのが現状です。ただ、与えられて仕事に何かプラスαができないかを考えながら業務をするように心掛けています。当たり前のことをただ地道にやっているだけです。
- 5.1日のスケジュールは、どのようなものになっていますか。
- 一般的なスケジュールは以下の通りです。
6:20 起床
■出社は、早めを心掛けています。NYのメトロは、時刻表が無い上によく止まります。
7:30 家を出る
8:30 出社
9:00 始業
13:30 Lunch Time
18:30~19:00 終業
20:30 帰宅
21:00 夕食
24:00~25:00 就寝
■ランチは、今、自炊出来ない環境に生活していますので、オフィス近くの日本食Deliで購入することが多いですが、引っ越したら自分で弁当を作って持ってこようと考えています。
■終業後、今は、20:30頃まで外が明るいので、時間とパワーがある時には寄り道する時があります。大抵直帰していますが、仕事と生活のリズムを上手く掴めるようになったら語学学校に通う予定です。
■帰宅後就寝までですが、現在、ホームスティ中のため、帰宅するとStudent達がいます。社会人は私1人、皆さん語学学校に通う若者達です。その日にあった出来事を話し合ったりします。今日は、学校が終わった後どこへ行ったとか・・・。また、私は、新しい家を探し中なので、時間があればインターネットで家を探しています。 - 6.インターンシップを開始されて大変だったことを教えていただけますか。
- 日系企業ですが廻りの先輩方はネイティブ並みの英語力で、話せないのは唯一私だけという職場環境です。毎回迷惑を掛けていて申し訳なく思います。オフィス内は日本語ですが、前述の通り皆さん英語が達者なので「○○をXXすると▲▲になるから■■にしておいて」注)記号は全て英単語。これは私にとって英語で話されているのと同じことです。最初は見当もつきませんでした。電話対応も、何人のお客様を怒らせたことか(苦笑)。全てのことが初めての生活と同時に転職もしていたので、身体がついてきてくれませんでした。自分でも考えられないケアレスミスを毎回してどんどん自分に自信がなくなっていき「なんで?」「どうして?」の繰り返しでした。上司が呆れているのも態度で感じていました。帰宅しても脳みそが興奮しているのかなかなか寝付けず、寝ても1~2時間毎に目が覚めたり、朝起れなかったらどうしようという不安から毎日4時頃には目が覚めていました。毎日新しい事を覚えなきゃいけないのに頭はパンク状態、どんどん忘れて行ってしまう、まさに悪循環に陥っていました。私は、本当に辛い時、誰にも言わずにひたすら耐える傾向があるようで、この1ヶ月間はエージェントの方だけでなく日本の友人や家族とも接点を持ちませんでした。誰かに弱音を吐くのが苦手なんです。「帰っておいで」という声に誘われて帰国したら絶対に後悔すると思っていましたし、日本で一生懸命働いた経験があるんだからきっとNYでもやれるとひたすらそう信じていました。1ヶ月を過ぎた頃殻を破ったのかのように、突然、仕事や生活に対して前向きになれるようになったので、今のところ間違っていないと思っています。
- 7.インターンシップに参加してよかったと思うことはなんでしょうか。
- 広義で“出会い”です。先輩方、社長、今まで見たことのない世界に飛び込み、そこでバリバリ働いている方々を目の前にし、改めて自分の視野の狭さに気付きました。英語で交渉したりclaimしている先輩を目の当たりにすると、NYだと思います。自分でも早く出来るようにならないといけないのですが、辛いこと、得ること、沢山あります。まだまだこれからもっと辛いことも山ほど湧いてくると思いますが、Little by Little & Take it easyを忘れないように、まずは自分サイズで挑戦してみるつもりです。
- 8.米国に滞在中にこれから挑戦したいことはりあますか。
- 沢山ありすぎて書ききれません。なにしろここはNYですから。先輩曰く「何もしなくてもここは何か降ってくるから心配しなくても退屈することはない」そうです。英語以外の言語も勉強したいです。簡単な挨拶程度でも、様々な言語で出来ると世界も広がる気がします。
- 9.最後に、これから米国にインターンシップにお越しになられる方に一言お願いします。
- 「やらずに後悔するなら、やって後悔した方がいい」そう思います。私も決断するまで随分悩みました。不安も多いと思います。私もそうでした。しかし、実際に来てみて今のところ後悔していませんし、来てよかったと思っています。何がやりたいのか、何をしてみたいのか、じっくり自分自身に問いただせば、自ずと答えが見つかると思います